乳液

イソフラボンとザクロ

一昔前に、女性がザクロジュースを飲むと良いというのが流行しました。
これは、イソフラボンと関係があるのですが、大豆食品とは少し意味合いが異なります。
大豆食品は、男性が摂ることも勧められましたが、ザクロジュースはあまり男性には勧められませんでした。
この違いはどのようなところにあるのでしょうか。

まずザクロにも大豆食品にもイソフラボンが含まれています。
どちらのイソフラボンにも植物性エストロゲンという物質が含まれています。
植物性エストロゲンというのは女性ホルモンの中にあるエストロゲンと同様の物質です。
ですが、両者の植物性エストロゲンは少し構造が異なります。
大豆食品の紹介にはよく「女性ホルモンとほぼ同様の効果が有る」といった書き方がされています。
これは、大豆食品に含まれるエストロゲンと女性ホルモンに含まれるエストロゲンは少し分子構造が異なるためです。
しかし、ザクロに含まれるエストロゲンは女性ホルモンに含まれるエストロゲンと全く同じ分子構造をしています。
そのため、ザクロの方が、より女性ホルモンを活性化するために効果的と言えるのです。

ザクロが最も注目されたのは不妊治療への効果です。
不妊や不育症への効果が高いということで不妊治療に活用されてきましたが、最近では大豆イソフラボンでも同様の効果が得られるという研究も出てきています。

次に両者の異なる点として、エストロゲンの含有率の違いです。
実は、ザクロはその種子の中にエストロゲンはほんのわずかしか含まれていません。
それに対して、大豆にはザクロの100倍近くのエストロゲンが含まれています。
特に、きな粉は含有率がザクロの150倍近いといわれ、植物性エストロゲンの摂取のしやすさでは大豆食品の方が圧倒的であると言えるのです。

また、入手のしやすさ、コストパフォーマンスの高さも大豆食品の方が高いといえます。
イソフラボンの効果http://xn--eck7bvd2a5dzc.la/rank_heal.htmlを得たいと考える場合には、大豆食品を積極的に摂取する方がよいと考えた方がよいでしょう。
http://www.thegabbycabby.com/torerusyokuhinn.htmlにもかいてありますが、大豆食品は日本人が昔から食べていた和食に多く使われています。
そのため、和食中心の食生活をおくるだけで自然とイソフラボンを摂ることができるのです。